■会長挨拶 <佐藤功一会長>
今日は聖路加国際病院の名誉院長で、今年7月18日に105才で亡くなられた日野原先生のお話を橋本弘幸さんの会社の方からお聞きできることを楽しみにしております。
橋本さんは日野原先生の自宅に何度も行かれて、いろいろな話をされたそうです。
聖路加国際病院は「サリン事件」の時に多くの被害者が運ばれたことで有名です。
日野原先生は東京空襲の経験から、病院を作る時に周囲の反対を押し切って、礼拝堂をはじめ玄関や廊下を広くされました。そのために「サリン事件」の時に多くの患者を受け入れることができたそうです。
日野原先生は「よど号ハイジャック事件」に巻き込まれ、4日間の拘束の後に金浦空港で釈放されましたが、この事件で死も覚悟され、命の大切さを心に刻み、それからいろいろなことを始められたそうです。
生活習慣病、予防医学を率先され、趣味を持ち、おしゃれにも気を配り、食生活にも気を使うことが長生きの秘訣だと話されていました。
素晴らしい先生のお話を楽しみにしています。